鎌倉いとこの名前の由来

鎌倉に暮らす私たちは、私たちの思う鎌倉らしさをもった、手軽なお土産になるようなお菓子を作りたいと考えました。
口にすると鎌倉の思い出がほわっと浮かんでくるような、素朴な飾らない味わいで、土地の人にもお茶請けに、気軽に買えるようなものを、と。

鎌倉は、並べ比べられる京都や金沢のように、絢爛雅な文化が栄えたところではありません。質実な武家社会を基に、仏教信仰と市井の人々の素朴な暮らし、そして近代の文化・教養人たちが嗜好した、海と緑の風光明媚な風土が、歴史を築いてきた町です。

鎌倉らしさ

ふと浮かんだ「いとこ煮」という郷土料理

「いとこ煮」とは、かぼちゃやさつまいも、あるいは根菜類などと小豆を炊き合わせた料理をいいます。語源は、「同じ畑からとれた作物だから」、「硬いものからおいおい(甥、甥)入れて炊くから」など、様々です。

そして出来たのが、南瓜(かぼちゃ)と小豆(あずき)のきんつば、「鎌倉いとこ」です。
お客様がこのきんつばに、いとこ同士のような親近感を感じていただければ、と望んでの命名でもありました。

材料はそれぞれ吟味されたものを使用し、その配合・製法は、やはり鎌倉に暮らす和菓子の匠との共同作業で開発いたしました。
焼き台には、特に厚手の銅版を使用し、火床の熱の柔らかさを求めております。

すべて手作り。裏ごしされた餡に、慎重に仕込みがなされ、成型した羊羹の六面を一つひとつ、丁寧に焼き上げていきます。
味わいはほんのり甘く、もちっとした薄皮を噛み、餡の中の大納言を舌が遊ぶうちに、口腔の奥より滋味があふれてくるものです。

ふと浮かんだ「いとこ煮」という郷土料理

きんつば(金鍔)の名前の由来

江戸時代、徳川綱吉が将軍の頃、京都では、小豆餡をうるち米の粉で包んで焼いた餅が、庶民に大変好まれたと言います。
その菓子を「ぎんつば」と言ったそうです。

そもそもは、この菓子が刀の鍔(つば)に似た、薄く丸い形をしていたことから、「ぎんつば」と称されたようです。

そのぎんつばが後に江戸に伝わり、江戸的な工夫を加え、銀より金が格は上、ということで「きんつば」と呼ばれるようになったと言われています。
江戸で当時賑わった吉原や日本橋界隈には屋台が出て、とても人気を博したようです。

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鎌倉風味のきんつば 鎌倉いとこ